2011.04.25 Monday 09:45

amazon

自分の好きな本は手放せないからと、わざわざamazonなどで本を購入し、送ってくださる方もずいぶんおられます。先日届いたamazonからの荷物を開けたところ、中には、ただ一冊、佐野洋子さんの『100万回生きた猫』が入っていました。本には最近亡くなった佐野さんを偲んだ帯がついていました、「佐野洋子さんありがとう」と。送ってくださった方の思いが偲ばれました。

先日、大船渡の綾里保育園に絵本を届けたときのこと、読み聞かせの後で、子どもたちに自分の好きな本を持って帰って良いと告げると、子どもたちは目の色を変えて、いろんな本を選んでいました。何冊も抱え込んでいる子もいれば、自分の気に入る本を見つけ出すまで、頑として、他の本には目もくれない男の子もいました。その子に、男の子が好きそうな本を「これはどう?」とすすめてみましたが、「いや」というのです。そして、最後にやっと自分の気に入った「ちび黒サンボ」を見つけて、大事そうに抱えて、ニッコリしていました。考えてみれば、私たちも、本を探している時に、何でもいいわけではなく、自分の気にいった本が欲しいのは当然のことです。そして、もうひとつ嬉しかったのは、一緒について来たお母さんたちも、自分の好きな絵本を選んで嬉しそうに持って帰ったことでした。自分のためにも絵本を選んでいたのでしょう。
とても嬉しいときでした。

末盛千枝子
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